よく使う郵便物のサイズ・重さ・厚みと料金まとめ
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こんにちは、最近ポストを覗くのが楽しみなmitoです。
さて皆さん、手紙を書いた時はもちろんのこと、ちょっとした小物くらいなら封筒で送ることもあると思います。
何か郵送する時、意外とあるのが
「あれ?これって何円切手で送ればいいんだっけ?」
ということ。
そこで、今回はよく使う郵便の種類とサイズや重さの決まりなどをまとめました。
フリマの発送などでも役に立ちますよ!
なお、ここに載っている情報は2020年9月29日現在のものです。
(今後改定があれば修正するつもりではありますが、作業が間に合わないことがあるかもしれません。情報が古くなっていたら教えてくださいね)
よく知られている基本の郵便料金
はがき
年賀状や暑中見舞い、懸賞の応募などで一般的によく使われます。
通常のハガキは63円切手で送ることができますが、特殊なハガキは大きさや重さで金額が変わってきます。
通常のハガキ
サイズは最小で縦14cm以上、横9cm以上
最大で長辺15.4cmまで、短辺10.7cmまで
重さは2g~6gまでというのがきまりです。
こちらの基準から外れるものや、「ご当地フォルムカード」などの長方形ではないポストカードは定形外郵便の扱いになります。
郵便局で売っている郵便はがきや、一般的にポストカードとして売られているものはこの基準を満たしているはずですので、問題ないとは思いますが、自分ではがきを作ってみようという場合はこの基準におさまるよう注意が必要です。
私製はがきの場合、他にも決まり事がいろいろありますので、また後日別記事にまとめたいと思います。
特殊なハガキの例
- ご当地フォルムカード
- 型抜きポストカード
- 正方形のポストカード
- 3Dカードなど特殊加工されたハガキ
これらはカード型であっても「葉書」ではなく「第一種郵便物」、つまり通常の手紙と同じように扱われるということです。
63円切手では料金不足になってしまうので要注意です!
定型郵便物
最小で長辺14cm以上、短辺9cm以上、
最大で長辺23.5cmまで、短辺12cmまでのサイズで、
厚みが1cmまで、
重さが50gまでであれば、定形郵便物です。
こちらの基準から外れるものについては、次の定形外郵便の項目に進んでください。
定型郵便物の料金は、重さによって2段階に分かれます。
重さが25g以内であれば84円、50g以内であれば94円で送ることができます。
それ以上になると定形外郵便の扱いになります。
定形外郵便
サイズや厚み、重さが定型郵便物の基準に合っていない場合はこちらを検討します。
定形外のなかでも「規格内」と「規格外」に分かれています。
定形外郵便 規格内
長辺が34cm以内、短辺が25cm以内、
厚みが3cm以内におさまっており、
重さが1kg以内であれば「規格内」になります。
規格内の中でも重さによって料金が段階的に分かれます。
50g以内であれば120円、
100g以内であれば140円、
150g以内であれば210円、
250g以内であれば250円、
500g以内であれば390円、
1kg以内であれば580円で送ることができます。
厚さ3cmという制限はありますが、重さは1kgまでと意外といけるんですね。
薄くてある程度重いものでしたら、この方法で安く送ることができると思います。
定形外郵便 規格外
サイズや重さが規格内で納まらなかった場合は規格外となり、少し料金が高くなります。
定形外郵便の規格外ですと、長辺が60cm以内、かつ、長辺、短辺、厚みの合計が90cm以内のものなら、4kgまで送ることができます。
50g以内であれば200円、
100g以内であれば220円、
150g以内であれば300円、
250g以内であれば350円、
500g以内であれば510円、
1kg以内であれば710円で送ることができます。
2kg以内は1,040円、4kg以内は1,350円ということですので、1kgを超える場合はゆうパックを使った方がお得になることが多いのではないでしょうか。
ゆうパック
ここまでくるとあまり「郵便物」というイメージではなくなってきますね。
大きなサイズのものや重たいものはこちらをおすすめします。
縦横高さ3辺の合計が170cm以内、重さ25kgまで対応しています。
ゆうパックは条件によって料金が変わってきますので、郵便局のサイトから検索することをおすすめします。
意外と知られていない便利な郵送方法
レターパック
レターパックには青色の「レターパックライト」と赤色の「レターパックプラス」があります。
ライトとプラス、名前が覚えにくいなという人も、色で覚えるとわかりやすいのが嬉しいですね。
どちらもA4ファイルサイズの専用封筒を郵便局やコンビニなどで購入して利用します。
差出は通常の郵便物のようにポストに出せば大丈夫です。
定形外郵便の規格外よりも重みがあり、小包にするほど大きくないものはレターパックで送るのがお得です。
また、追跡番号がついているので、郵便物が今どこにあるのか確認することができ、重要なものを送りたい時には心強いです。
レターパックライト
青色のレターパック。
厚さ3cm、重さ4kg以内なら370円で送ることができます。
わざわざ直接家にいて受け取りをしなくても良いのが受け取る側としてはありがたいです。
レターパックプラス
赤色のレターパック。
こちらは3cmを超えていても、重量が4kg以内におさまっていればOK。
料金は520円です。
手渡しでの受け取りになりますので、ライトよりもさらに大切な書類などを送る時にも。
スマートレター
レターパックは知っている人も多いですが、意外と認知度が低いのがこの「スマートレター」
スマートレターは25cm×17cm(A5サイズ)以内、厚さ2cm以内、重さ1kg以内までなら180円で送ることができるというものです。
レターパックのように、厚紙でできた小さな専用封筒を買うのですが、ちょっとした冊子や小物くらいなら入ります。
私の友人がよくこれに便箋やデザインペーパーを入れて送ってきてくれるんですが、場合によっては定形外郵便よりも安く済むことも。
ミニレター
スマートレターよりも更に「なにそれ?」と言われてしまうことが多いのが「ミニレター」です。
封筒兼用の便箋で、折りたたんでのり付けすると63円で送ることができるものなのですが、文章を書くスペースははがきの3倍。
加えて、25gを超えなければチケットや写真、ステッカーくらいなら同封できるので、普通に封書で送るよりもお得になります。
賢くお得に、便利に
こうして見ると、郵便物って本当に色々な種類があるんですね。
チケットや写真など薄くて軽いものはミニレター、
定型郵便の基準から少しはみ出るものはスマートレター、
追跡を付けたい場合はレターパック……などと、送りたいものや目的に合わせてお得に活用してみてください。
そして、今回紹介しなかった方法もまだまだあります。
最近はフリマサイト・オークション等で小物を発送する機会も増え、クリックポストやゆうパケットなどのサービスが出てきました。
(ゆうパック同様「手紙」というよりは「荷物」となって当ブログの趣旨から離れていくので割愛します。気が向いたらまとめるかもしれないけれど。)
料金はもちろん、追跡や補償、オプションなど、シーンに合わせて上手に使い分けましょう。
それではまた。