文通をやってみよう! ~文通相手の探し方・トラブルを避けるには?~
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こんにちは、今日もポストを覗くのが楽しみなmito(@kawaiibox_mito)です。
今日のテーマは「文通」について。
この時代に文通?と思われるかもしれませんね。
文通って、言葉の響きのわりには古臭いものでもないんですよ。
なぜ今、文通なのか
たしかに、今はメールやメッセージアプリ、SNSが便利な時代です。
わざわざ文通なんて、面倒臭い……。
そう思う人はそうなのでしょう。
一方、手紙を書くことが好きな人というのは、便利さを求めていません。
便箋を選び、話題を選び、心を込めて文字を書く。
そこに求めるのは便利さではなく、楽しみです。
手紙を書くことや返事を待つ時間を楽しいと感じるか、面倒や不便だと感じるか。
大きく違うのはそこだと思います。
これはどちらが正しいというわけでもありません。
そもそも目的が違うのですから。
さて、ところで最近、ひそかに文通が盛り上がっているってご存知でしたか?
コロナウイルスの流行の影響を受け、人と直接会う機会も減り、家で過ごす時間が増えた。
一人でいるのもつまらない、さて何をするか……となった時、手紙でも書いてみようかという気になった人が意外といるようなんです。
無料での通話やリモート飲み会など、直接会わないコミュニケーションの方法はいくつかありますが、ここで手紙を選ぶ人が一定数いるということが、手紙好きの私には嬉しいです。
通話と違ってお互いが時間を合わせる必要がなく、書きあげるのにある程度時間がかかる手紙は暇つぶしにも丁度良いのでしょうね。
また、人と会う機会が減ったことにより、無意識に「手書きの文字のぬくもり」といったようなものを求めているのかもしれません。
文通相手の探し方
文通に興味が湧いたけれど、相手の探し方がわからないという人も多いのではないでしょうか。
昔は雑誌に文通相手募集の広告が載っていたりしたそうですが、この頃はあまりみかけなくなりました。
雑誌のような不特定多数が見る媒体に住所や氏名といった個人情報を晒すのもどうなのかなぁといったところはありますよね。
現代の文通相手の探し方は結構多様化しているんですよ。
文通相手紹介サービスを使う
日本郵便株式会社の運営する「青少年ペンフレンドクラブ」や、文通コミュニティ葉小舟事務局の運営する「葉小舟」、株式会社文通村の「文通村」などに登録し、会員同士で相手を探してやりとりする方法があります。
こういったサービスは、入会手続きをして会員になるというのが一つのポイントです。
「登録」という、少々面倒臭い手順を踏んででも文通をしたいと思っている人が集まってくるので、冷やかしが少ないのです。
そして、会費が発生する有料サービスだとさらにハードルが上がるので、特に質の良いユーザーが集まりやすい傾向があります。
また、このようなところに入会すると、だいたい会報誌が発行されます。
新規会員の紹介や手紙に関する読み物・アイデアなども載っていて、なかなか面白いものなので、冊子が好きな人には魅力的ですよね。
ここで例として挙げた文通村と葉小舟は、事務局が間に入って手紙のやりとりをするので、住所や本名などの個人情報を隠してやりとりできるのも安心できておすすめです。
募集掲示板を使う
文通をやってみたい気持ちはあるけれど、続けられるかどうか不安。
そんな人は、まずインターネット上の文通相手募集掲示板を検索してみてはいかがでしょうか。
「文通相手 募集 掲示板」で検索をかけると、「文通便」「文通友達」などのわりとメジャーなところから、コミュニティサイト内の掲示板、レンタル掲示板まで、いろいろな文通相手募集板が出てきます。
新しい書き込みが多いところや、利用方法がわかりやすいところを使うのが良いと思います。
基本的に、募集の書き込みの中から気になる人に応募側がメールを送り、何度かメールでやりとりして住所を教え、文通がはじまるという流れです。
書き込みに使うメールアドレスはフリーメールにしましょう。
何かあった時に困らないよう、文通専用のアドレスが取得できればベストです。
トラブル回避のためにというのはもちろんのことですが、これにはもう一つ理由があります。
携帯のキャリアメールですと、PCからのメールを受け取れない設定になっていることがあります。
せっかくの相手からのメールが届かなかったせいで文通が始まらなかった、などとという悲しい事態を避けるために、登録はぜひフリーメールで。
掲示板は基本的に登録や審査がなく、思い立った時に募集や応募がすぐにできるのが魅力です。
反面、気軽に誰でもという部分が裏目に出て、軽い気持ちで書き込みをしたものの熱が冷めて続かなかったり、真剣に文通相手を探している人以外でも書き込みができてしまうというデメリットも存在します。
とはいえ、世の中にはいろいろな人がいます。
合う合わないはその人次第ですし、気が合う人に出会えるかは運次第です。
最低限の自衛は忘れず、まずは一歩踏み出してみましょう。
loveletter-garden.hatenablog.com
SNSを使う
最近多くなってきたのが、SNSでの文通相手募集です。
ツイッターやインスタグラムを見ると、「文通」「レタ活」などのタグで可愛らしい便箋の写真が沢山アップされています。
そのものズバリな「文通相手募集」というタグもあります。
SNSでの募集の良い点は、相手の投稿を見てある程度どんな人なのか知ってから文通を始められるというところだと思います。
たしかに、投稿された写真などを見れば、短い募集文だけでは伝わりにくい人柄や雰囲気、どんなものが好みなのかもなんとなく読み取れる気がしますよね。
より気が合う相手を探しやすいのではないでしょうか。
トラブルを避けるために
文通相手の募集は、本来は手紙のやりとりを楽しむことを目的として行うものです。
しかし、まれに文通に興味がある風を装って、個人情報の悪用を目論んでいる人が紛れている場合があります。
(例えば署名活動やショッピングサイトのお友達紹介などに住所と名前を使われてしまったり、ということがあったようです)
また、出会い目的の人もいますので、注意をする必要があります。
募集文がおかしい人には要注意
文通相手を探すのに、判断基準となるのは募集文。
支離滅裂な文章であったり、あまりに適当に書かれたような投稿はイタズラである可能性があります。
文通相手を探す掲示板なのにアルバイトの話を持ちかけてくる人や、明らかに若い女性のみを指定して募集する男性なども信用できませんね。
また、同じ募集文で年齢・性別・住んでいる地域を変えていくつか投稿しているケースも見られますが、かなり怪しいです。
掲示板の過去の投稿を少し遡ってみたり、いくつかの掲示板に投稿されている内容を比べてみると、あれっと思うことがあると思います。
募集文だけでなく、メールをやりとりする段階になって言っている事がおかしいなと思った場合も、住所を教える前に少し距離を置くことも考えましょう。
投稿が多い人に注意
掲示板に短期間のうちに何回も募集を出しているということは、いつも相手を募集しているということですよね。
その人は一人の人と文通が長く続かない人なのかもしれません。
相手から返事が来なくて終わったのか、逆にすぐに自分から切ってしまうタイプなのかはわかりませんが、すぐにやりとりが終わってしまうのは何かしら原因があるはずです。
もしくは単純に相手が見つからないからということなのかもしれませんが、1日や2日応募がないからと言ってすぐに新しい募集をかけるのは、返事が待ちきれないせっかちな人と見ることもできます。
このタイプは気が合えば楽しいと思いますが、ペースが合わないと大変かもしれませんね。
素敵な相手を見付けたい
なかなかいい人がいないなと思ったら、求める条件を自分から出して募集側に回るのも手です。
「募集する側になると変な応募が来るかも……」と不安になるかもしれませんが、イタズラにはお返事しなくて良いです。(そのためのフリーメール推奨です)
実はこの「変な人から応募されたくない」という理由から、応募はするけど自分からは募集していないという人は結構いるものです。
募集側に回る時は、簡単な自己紹介と、自分の好きなものや趣味、どんな話をしたいかと、希望があれば「歳が近い人」や「同性のみ」といったことも書いておきましょう。
また、好きなもの以上に、NGな項目を先に伝えておくのも大切だと私は思っています。
たとえば、「鶏が苦手なのでレターセットの柄に使わないでください」「子供・病気の話はしないでください」「目が悪く、あまり小さい字で書かれると見えません」などなど。
そんなマイナスなイメージを与えそうなことを書いても良いのかな?と思われる方もいるかもしれませんね。
良いんです。
人それぞれ、いろいろな事情があります。お互いさまです。
それに、後から「実はこれ苦手だったの……」と言われると、知らなかったとはいえ申し訳ない気持ちになってしまい、なんだか気まずいですよね。
だったら、募集やメールのやりとりのうちにハッキリ言っておいてもらえれば、相手はあらかじめ避けることができますし、こちらも改まって伝えるより言い出しやすいはずです。
文通の楽しみは良い相手に出会えるかどうかという部分も大きいです。
運次第ではありますが、文通がきっかけで一生ものの親友ができることも。
みなさんが素敵な文友さんに出会えますように。