SNS疲れと文通について
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こんにちは、mito(@kawaiibox_mito)です。お久しぶりです。
一か月ほどブログ更新をお休みしていましたが、その間にも文通に興味を持ってこのブログを訪れてくれた方が沢山いて、嬉しいです。
手紙というアナログな手段は一見時代に逆行しているようにも思えますが、こうして関心を寄せてくれる人も多く、失いたくないものですね。
さて、今日のテーマは「SNS疲れと文通について」です。
最近、文通を始めたいと思った理由に「SNSに疲れた」「スローペースなやりとりがしたい」「手書きの文字のぬくもりを感じたい」というような事を挙げている人が多いなぁと感じています。
皆さんも日ごろから各種SNS、使っていらっしゃるでしょうか。
SNSは「今」を切り取るのが得意なツールです。
「今起きた出来事」や「今感じた事」を投稿すれば、それを見た誰かからの反応がすぐに返ってきます。
心を動かすような出来事が合った時、動画や写真を使って「そのものを見せる」ことで共有もできます。
また、企業アカウントなどでも「今何をしているか」を発信しているので、最新の情報を手に入れるツールとしても利用している人が多いのではないでしょうか。
SNSはリアルタイムで繋がることが大きな特徴ですが、反面、流行が流れていくのが速く、数日盛り上がるとその後古い話題にはあまり触れられなくなりますよね。
個人の日常を呟くようなアカウントで考えるともっとわかりやすいと思います。
今日もらった「いいね」の数が多いのは、投稿して2,3日経ったランチの写真ではなく、さっき行ったカフェについてのポストなのではないでしょうか。
SNSの激流に流されないために常に新しい事を発信し続けたり、発信された情報に反応を返し続けるのには、エネルギーとネタが要ります。
純粋に楽しめているうちは良いのですが、ふとエネルギーが切れたとき、「SNSに疲れた」と感じてしまう人は少なくないと思います。
また、SNSから離れる人の理由よく聞くものとしては「まわりがキラキラして見えてつらい」というのもありますよね。
周りと自分の様子をどうしても比べてしまい、憂鬱になってしまったり。
自分もSNSに載せられるようなキラキラしたことをしないといけないのでは、と思ってしまったり。
SNSで繋がっている人の中に知り合いが多くなってくると、弱音がはけず無理にキラキラした自分を演じてしまったり。
そんなSNSに疲れた人達が、それでも誰かと繋がっていたいと、「文通」を選択するケースが増えているようなのです。
手紙は電話やメールとは違い、届くのに時間がかかります。
「届く頃には過去になっている」という前提があるからか、話題は最新のものである必要はありません。
また、毎日書くようなものでもないので、常にアイデアを出し続けなければいけないというプレッシャーからも解放されます。
伝えたいことが集まったら、気の向くままに手紙を綴り、気の合う文友さんから共感やアドバイスをもらう……
ゆったりとした素敵な時間ですね。
また、文通だけで繋がっている相手は自分の事を手紙でしか知りません。
たとえばあなたが大きな会社でそれなりの役職についていて、日ごろ周りの人に弱みを見せられないと感じていたとしましょう。
手紙の中では、「休日に公園で散歩をしながらゴミ拾いをしているただの犬好きな会社員」になることができます。
「実はあるアイドルの熱狂的なファンだけれど、周りには言えていない」「コンサートの日に休みが取れなくて泣きたい」なんて話題も、普段の自分を知らない人にだからこそ話すことができます。
見栄やイメージにとらわれない、飾らない自分を出せる癒しの場所としても文通はおすすめです。
今の人間関係に疲れてしまった時、今までとは全く違う場所で別の繋がりを作ってみるのはいかがでしょうか。
文通も相手あってのものですから、必ずしもすぐに理想通りの相手と仲良くなれるとは限りません。送った手紙の返事が突然来なくなってしまうこともあるでしょう。
ですが、文通をきっかけに気の合う一生ものの友達が見つかる可能性もあります。
皆さんに素敵な繋がりができますように。
と、同時に、手紙を書くという文化が廃れずに続いていってほしいとも思います。
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