玉梓の庭

玉梓とは、大切な手紙のこと。大好きなお手紙についてのブログです。

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年賀状、毎年同じ文面になりがち問題

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こんばんは、mito(@kawaiibox_mito)です。

年賀状を出す時期ですね。

 

ふと思ったんですが、年賀状って毎年同じような文面になりがちじゃないですか?

毎年違う一年であるはずなのに、あれなんなんだろうなぁ、って。

今日は年賀状の文面についてちょっと考えてみました。

 

年賀状は新年の挨拶。

書くことがある程度決まっているんですよね。

「あけましておめでとうございます」

「旧年中はお世話になりました」

「本年もどうぞよろしくお願いします」

 

ええ。見事にテンプレート。

もっと言えば「あけおめ、ことよろ」なんて言葉でも表現できるくらいです。

世の中にはきっと私と同じように「毎年変わり映えしないな……」なんて思っている人も沢山いることでしょう。

 

加えて、年賀状って「おおよそ1月1日に届くもの」という前提があるものですよね。

まだ来ていない「本年」を「よろしく」するお手紙なわけです。

未来の事なんてその時になってみないとわからない。

だから無難な内容にまとめようとして、定型文での挨拶になりがちなのかな……と。

 

たとえば結婚した、子供が生まれた、などといった大きな出来事があった相手には

「昨年は結婚式に呼んでくれてありがとう」

「家族が増えて楽しい一年になりますね」

と一言書き添えることができます。

しかし、特に親しいわけでもない職場の人相手だと、相手のプライベートなんて知らないので

「今年もお互い頑張っていきましょうね」

というようなことを毎年書く羽目になっちゃうんですよね。 

 

毎年変わり映えのしない年賀状になってしまう問題を回避するために、私は親しい相手には、年賀状を書いている段階で一番新しいその人との思い出、もしくはその年にあったその人との印象深い出来事についてを絡めて書くようにしています。

 

特に親しくない相手に、完全にお付き合いで年賀状を出す場合は、絵柄で勝負に出ます。

以前、半ばヤケクソで切り取って組み立てると干支のペーパークラフトになる年賀状を出したことがあります。

切り取って遊ぶ部分には文字を書かなくて済むので、最低限の挨拶だけ書けば良いので楽でした。

インパクトはばっちりで、年明けに出勤した時の話の種にはなりましたね。

 

とはいえ、さすがに偉い人相手にはそうもできなかったので、お付き合いと割り切って年賀はがき作成ソフトに入っていた無難な絵柄と例文をそのまま使いましたが。

 

今年は新型コロナの影響で改めて年賀状を出す人が増えているとか。

きっとこれをきっかけに久し振りに年賀状を出すという人もいるのでしょう。

何を書いたら良いかわからない……なんて時はいっそ絵柄のインパクトに頼ってみましょう。

そこから話題が広がって、何年振りかの手紙や電話のやりとりに繋がるかもしれませんよ。

 

かしこ